everyday 五丁目の西日
北の大地のあれこれノート!
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フェリーで東北の旅
マイカーでフェリーの旅をした。
行きはシルバーフェリーで苫小牧から八戸、帰りは太平洋フェリーで仙台から苫小牧だ。
<一日目>
苫小牧西港21時15分発川崎近海汽船のシルバープリンセスに乗るために17時に自宅を出発した。
1時間30分前に着けばよいのだが、いつもの「何かあるとマズイ」の神経が働いて早めに出かける。
今まで、時間に遅れそうになったり間に合わなかったことは3回ある。
1回目は完全な計算間違い、2回目は猛吹雪、、3回目は高速道路事故で不通だった。
今日は、何事もなくフェリー乗り場に着いた。
インターネット手続きをしていたので、すんなりと乗船手続きは終了。
乗船待ちの列に並んで待つが、前の車が発車したので、それでは私もと思ったが、ここで誘導係員に「ルーフラックが付いていて車高が高いので後回しになります」とのこと。
次々と追い越されて、最後にされてしまった。
こんなことならもっと遅く来ればよかったとぼやきが出る。
でも、これもいいもんだ。出るときは一番だった!!
フェリーは、後入れ先出し法なのだ!
今回は2等寝台を取った。ベッドと小さなテーブルとイスがあるだけだが、個室になっている。
保冷剤を詰め込んで持ってきた缶ビールと「なとりのおいしいチーズ鱈」で乾杯!
<二日目>
3時30分起床。隣の人のイビキがすさまじかったが、少し寝ることができた。
定刻の4時45分に着いて、ひとまず八戸港のフェリーターミナルに寄ってみた。
予報どおり、雨だ。残念だがしかたがない。
ここから国道338号を北上して恐山に向かう。
六ケ所村、東通村を抜けてむつ市に入ってナビをよく見ると、大畑町のほうへ大きく迂回してしている。
おかしいなと思いながらも、走って行ってみると道がどんどん狭くなってついては砂利道になっていた。
引き返そうかと思ったが、ここまで来てしまったのだからと思い、そのまま行くとこれは林道だ!
心細くなったが、交差もできない細い道、左側は渓流の崖が続く・・・・。
やっとの思いで国道にたどりついてホッとした。
カーナビには気を付けよう! やはり、紙の地図は必要だ!
ドライブはできるだけ同じ道を走らないように一筆書きで行くようにしているが、それにしても恐ろしい思いをした。
そういえば、会津若松市内から猪苗代湖へ抜けるときにもこんなことがあった。
雨が降り続いているが、日本三大霊場のひとつ恐山を歩いてみた。
正面の本殿

地獄を思わせる光景が続く

血の池地獄

むつ市内で名物「海軍コロッケ」を食べて、南下して行く。
野辺地を抜けて奥州街道を走り、七戸町で東北新幹線をくぐってしちのへ道の駅に寄った。
そして、今夜は十和田市中心部のホテルに宿泊する。
夕食のために、外へ出るが、飲み屋さんがものすごく多い。こんなに多くの店がやっていけるのかと思うほどだ。
居酒屋さんで、ご当地グルメB-1グランプリ「十和田バラ焼き」を食べることにしていたが、他のものを取り過ぎて食べそびれてしまった。
<三日目>
朝、散歩に出る。今日は天気が良い。
近くに大きな鳥居が見えたので行ってみると新渡戸記念館となっている。
休館中とのことだが、何かもめごとが原因のようだ。

十和田湖に向かって、奥入瀬渓流を上る。
白糸の滝で車を下りてみた。
休屋に着いた。さっそく乙女の像を見に行く。
懐かしい!中学校の修学旅行以来のご対面だ。

湖上遊覧Bコースの船に乗ってみた。
湖上から

国道103号で東北自動車道十和田ICに向かう。
途中、鹿角市大湯というところで「満月」という蕎麦屋さんに入った。ここは有名なところらしい。美味しいです。
この車は燃費が悪いので、早め早めに給油することにしているが、ガソリンスタンドが見当たらない。
仕方なく高速に乗ってからPAのGSで給油した。
水沢ICで降りて、「えさし藤原の郷」に着いた。園内周遊2時間だそうだ。
午後3時半になっていたので、電動ミニバスに乗って少しはしょることした。
映画やテレビの時代劇のロケで多く使われているそうで、見覚えのある場所がある。
ここに来たのは、時代劇が好きな妻へのサービスのためなのです。
喜んでなぎなたを振り回していた。

次は、陸中一宮駒形神社へ向かう。
ここで今秋誕生予定の二人目の孫の安産のお守りをいただいた。

境内社の山神社(安産の神様)

今夜はビジネスホテル泊だが、近くに居酒屋が見当たらないので、コンビニで食材を買ってきて部屋で夕食会。
<四日目>
国道4号を南下して平泉前沢ICから東北道に入って、仙台に向かう。
スマホで調べてみると、東北道は50キロも走らないうちにGSがあるとのことだ。
ガス欠の心配をしないでいいようだ。
北海道の道東道には一カ所しかないのに・・・。
つまり、札幌から釧路へ高速道路で行く場合、私が乗る札樽道の新川ICから道央道を経て道東道の終点、阿寒ICまで281.4kmあるが、道央道の輪厚PAのGSからでも254.9kmもある。途中の由仁PAにGSがあるが、阿寒ICまで200km以上もある。
したがって、冬の街中でリッター6km、夏の高速(90kmくらいで走って)で10kmがせいぜいの私の車ではガス欠が恐い。
渋滞や事故にはまったらタイヘンだ。もっと増やしてもらいたいが採算が合わないそうだ。
本州のどこかではガソリン補給のためなら途中下車OKという実験をするらしいとの話を聞いた。国道と交差するようなところにGSがあれば効果的だなと思った。
泉PAスマートICで降りた。
孫の家に直行する。実は、今回の旅は生後7か月の初孫を見に行く旅でもあったのだ。
<五日目>
宮城の名物という「ホヤの刺身」をいただいたが、生ものが苦手な私にとっては?であった。
スーパーでは「殻付きホヤ」が山積みになっていて、しばらく様子を見ていると、次々に売れていた。
<六日目>
早くも帰る日が来た。天気が悪く、時折強い雨が降る。
夕方、孫に別れを告げて仙台港へ向かう。
地理が不案内なのでカーナビを頼りにフェリーターミナルへ走る。
太平洋フェリー「きそ」の一等洋室(ツインベッド、トイレ、シャワー付き)に入った。
風邪が悪化してきた。船が揺れる。妻は船酔いだ。
<七日目>
船は揺れ続け、外は何も見えない。
それでも予定どおり苫小牧西港に着いた。
太平洋フェリーは同乗者を乗せては出られない。ターミナルで妻を拾って高速を走り、午後1時前に自宅に着いた。
ヤレヤレだが、風邪は治らない。今回の風邪は熱は出ないが、咳と痰がひどい。
全走行距離は856.9kmだった。 《おわり》
行きはシルバーフェリーで苫小牧から八戸、帰りは太平洋フェリーで仙台から苫小牧だ。
<一日目>
苫小牧西港21時15分発川崎近海汽船のシルバープリンセスに乗るために17時に自宅を出発した。
1時間30分前に着けばよいのだが、いつもの「何かあるとマズイ」の神経が働いて早めに出かける。
今まで、時間に遅れそうになったり間に合わなかったことは3回ある。
1回目は完全な計算間違い、2回目は猛吹雪、、3回目は高速道路事故で不通だった。
今日は、何事もなくフェリー乗り場に着いた。
インターネット手続きをしていたので、すんなりと乗船手続きは終了。
乗船待ちの列に並んで待つが、前の車が発車したので、それでは私もと思ったが、ここで誘導係員に「ルーフラックが付いていて車高が高いので後回しになります」とのこと。
次々と追い越されて、最後にされてしまった。
こんなことならもっと遅く来ればよかったとぼやきが出る。
でも、これもいいもんだ。出るときは一番だった!!
フェリーは、後入れ先出し法なのだ!
今回は2等寝台を取った。ベッドと小さなテーブルとイスがあるだけだが、個室になっている。
保冷剤を詰め込んで持ってきた缶ビールと「なとりのおいしいチーズ鱈」で乾杯!
<二日目>
3時30分起床。隣の人のイビキがすさまじかったが、少し寝ることができた。
定刻の4時45分に着いて、ひとまず八戸港のフェリーターミナルに寄ってみた。
予報どおり、雨だ。残念だがしかたがない。
ここから国道338号を北上して恐山に向かう。
六ケ所村、東通村を抜けてむつ市に入ってナビをよく見ると、大畑町のほうへ大きく迂回してしている。
おかしいなと思いながらも、走って行ってみると道がどんどん狭くなってついては砂利道になっていた。
引き返そうかと思ったが、ここまで来てしまったのだからと思い、そのまま行くとこれは林道だ!
心細くなったが、交差もできない細い道、左側は渓流の崖が続く・・・・。
やっとの思いで国道にたどりついてホッとした。
カーナビには気を付けよう! やはり、紙の地図は必要だ!
ドライブはできるだけ同じ道を走らないように一筆書きで行くようにしているが、それにしても恐ろしい思いをした。
そういえば、会津若松市内から猪苗代湖へ抜けるときにもこんなことがあった。
雨が降り続いているが、日本三大霊場のひとつ恐山を歩いてみた。
正面の本殿

地獄を思わせる光景が続く

血の池地獄

むつ市内で名物「海軍コロッケ」を食べて、南下して行く。
野辺地を抜けて奥州街道を走り、七戸町で東北新幹線をくぐってしちのへ道の駅に寄った。
そして、今夜は十和田市中心部のホテルに宿泊する。
夕食のために、外へ出るが、飲み屋さんがものすごく多い。こんなに多くの店がやっていけるのかと思うほどだ。
居酒屋さんで、ご当地グルメB-1グランプリ「十和田バラ焼き」を食べることにしていたが、他のものを取り過ぎて食べそびれてしまった。
<三日目>
朝、散歩に出る。今日は天気が良い。
近くに大きな鳥居が見えたので行ってみると新渡戸記念館となっている。
休館中とのことだが、何かもめごとが原因のようだ。

十和田湖に向かって、奥入瀬渓流を上る。
白糸の滝で車を下りてみた。
休屋に着いた。さっそく乙女の像を見に行く。
懐かしい!中学校の修学旅行以来のご対面だ。

湖上遊覧Bコースの船に乗ってみた。
湖上から

国道103号で東北自動車道十和田ICに向かう。
途中、鹿角市大湯というところで「満月」という蕎麦屋さんに入った。ここは有名なところらしい。美味しいです。
この車は燃費が悪いので、早め早めに給油することにしているが、ガソリンスタンドが見当たらない。
仕方なく高速に乗ってからPAのGSで給油した。
水沢ICで降りて、「えさし藤原の郷」に着いた。園内周遊2時間だそうだ。
午後3時半になっていたので、電動ミニバスに乗って少しはしょることした。
映画やテレビの時代劇のロケで多く使われているそうで、見覚えのある場所がある。
ここに来たのは、時代劇が好きな妻へのサービスのためなのです。
喜んでなぎなたを振り回していた。

次は、陸中一宮駒形神社へ向かう。
ここで今秋誕生予定の二人目の孫の安産のお守りをいただいた。

境内社の山神社(安産の神様)

今夜はビジネスホテル泊だが、近くに居酒屋が見当たらないので、コンビニで食材を買ってきて部屋で夕食会。
<四日目>
国道4号を南下して平泉前沢ICから東北道に入って、仙台に向かう。
スマホで調べてみると、東北道は50キロも走らないうちにGSがあるとのことだ。
ガス欠の心配をしないでいいようだ。
北海道の道東道には一カ所しかないのに・・・。
つまり、札幌から釧路へ高速道路で行く場合、私が乗る札樽道の新川ICから道央道を経て道東道の終点、阿寒ICまで281.4kmあるが、道央道の輪厚PAのGSからでも254.9kmもある。途中の由仁PAにGSがあるが、阿寒ICまで200km以上もある。
したがって、冬の街中でリッター6km、夏の高速(90kmくらいで走って)で10kmがせいぜいの私の車ではガス欠が恐い。
渋滞や事故にはまったらタイヘンだ。もっと増やしてもらいたいが採算が合わないそうだ。
本州のどこかではガソリン補給のためなら途中下車OKという実験をするらしいとの話を聞いた。国道と交差するようなところにGSがあれば効果的だなと思った。
泉PAスマートICで降りた。
孫の家に直行する。実は、今回の旅は生後7か月の初孫を見に行く旅でもあったのだ。
<五日目>
宮城の名物という「ホヤの刺身」をいただいたが、生ものが苦手な私にとっては?であった。
スーパーでは「殻付きホヤ」が山積みになっていて、しばらく様子を見ていると、次々に売れていた。
<六日目>
早くも帰る日が来た。天気が悪く、時折強い雨が降る。
夕方、孫に別れを告げて仙台港へ向かう。
地理が不案内なのでカーナビを頼りにフェリーターミナルへ走る。
太平洋フェリー「きそ」の一等洋室(ツインベッド、トイレ、シャワー付き)に入った。
風邪が悪化してきた。船が揺れる。妻は船酔いだ。
<七日目>
船は揺れ続け、外は何も見えない。
それでも予定どおり苫小牧西港に着いた。
太平洋フェリーは同乗者を乗せては出られない。ターミナルで妻を拾って高速を走り、午後1時前に自宅に着いた。
ヤレヤレだが、風邪は治らない。今回の風邪は熱は出ないが、咳と痰がひどい。
全走行距離は856.9kmだった。 《おわり》
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